INNOVATE CREATE SHOW AUTUMN 2019 内覧会

日時:2019年11月14日(木)

11月14日(木)、小森コーポレーション つくばプラント・KGC(小森グラフィックテクノロジーセンター)において、内覧会「INNOVATE CREATE SHOW 2019 AUTUMN」を開催しました。内覧会は午前と午後の2回行い、49社84名に来場いただきました。
今回は、パッケージ印刷をメインとするお客様を対象に、KOMORIの自動化・省力化ソリューションの提案を行いました。

初めにつくばプラント内の会議室にて、国内営業2部3課課長 星野の司会進行でセミナーを行いました。まず、常務執行役員国内営業本部本部長 小森からご挨拶しました。次に、PESP事業推進部営業技術課課長 山田より、プレゼンを行い、⽇本の産業ならびに印刷会社が抱える課題に対し、KOMORIが提唱する「Connected Automation」によるスマートファクトリーをご紹介しました。さらに、当日ご覧いただいた菊全判6色オフセット枚葉印刷機コーター付 リスロンGX40(GLX-640+C)と菊全判両面8色オフセット枚葉印刷機 リスロンGX40RP(GLX-840RP)のパッケージ機としての特長や実演の内容について説明しました。
プレゼン終了後、実演会場に移動し実演が行われました。

■実演1
【実演機】
H-UV L (LED)搭載菊全判6色オフセット枚葉印刷機コーター付 リスロンGX40(GLX-640+C)
【制作物】
JOB1:薬のパッケージ(1000枚)CMYK+特色2色+コーター
JOB2:薬のパッケージ(300枚) CMYK+スポットレスインキ(オレンジ・グリーン)+コーター

【JOB1】
JOB1ではシルバーニスを塗布した用紙にプロセス4色と特色2色を使用した薬箱の絵柄を印刷しました。JOB1でご紹介したソリューションは、特色合わせの効率化です。K-サプライインキのデータシートを分光式色調管理装置 PDC-SXでスキャンするだけで特色インキ設定にかかる時間を大幅に短縮できることをご覧いただきました。
さらに、PDF照合装置によりデジタルデータと印刷物が合っているかを確認しました。1000枚の本刷りでは、フィーダーとデリバリーに設置したカメラ映像から最高印刷速度18,000回転での安定した印刷の様子をご覧いただくと同時に、シートナンバリングシステムを搭載したインライン品質管理装置 PQA-S V5が印刷品質を維持し、乾燥システム H-UV L (LED)による速乾性能をご確認いただきました。

【JOB2】
JOB2ではJOB1と同じ絵柄で、5色目と6色目の特色をオレンジとグリーンに変更しました。スポットレス印刷の技術を使用して擬似特色を再現し、JOB1の特色とJOB2のスポットレス印刷による擬似特色との色差をご確認いただきました。
また、JOB切替の時間を使い、KOMORIのパッケージソリューションの多彩な機能についてご紹介しました。全色同時版交換とブランケット自動洗浄、インキローラー洗浄を同時に行うパラレルメイクレディ、インキ洗浄時間を大幅に短縮する新型インキローラーと重洗浄装置、その他にアニロックスチェンジャー、インキ交換システム;ツボフィルム、紙粉除去装置などを映像でご覧いただき間もなく、300枚の本刷りが終了しました。

■実演2
【実演機】
H-UV L (LED)搭載菊全判両面8色オフセット枚葉印刷機 リスロンGX40RP(GLX-840RP)
【制作物】
お菓子のパッケージ(300枚)表:CMYK、裏:特色2色(銀・茶)

KOMORIの調査によるとパッケージ会社の月次100万枚の印刷において26%が両面印刷で、特にお菓子業界はほとんどのパッケージが両面印刷です。これをワンパスで仕上げるのがリスロンGX40RPシリーズです。薄紙から厚紙まで安定したワンパス両面印刷が可能なリスロンGX40RPの実演では、KP-コネクト プロからのプリセットデータを受け取り、操作モニターよりジョブを選択して実演をスタートさせました。
最初にA-APCによる全色同時版交換とインキ設定を同時に行うパラレルメイクレディをご覧いただきました。A-APCはユニット数にかかわらず、1分25秒で全色同時に版交換を行います。次に試刷りが出たところで分光式色調管理装置 PDC-SXでまず表面を測定、さらに裏面を測定し、色調と表裏見当を自動的にフィードバックします。本刷りでは最高印刷速度18,000回転で500枚の印刷を行い、印刷中はPQA-S V5によりインラインで色調と見当の自動補正がされている様子をKIDモニターでご覧いただきました。本刷り終了後は印刷物をお客様に配布し、H-UV L (LED)による速乾性、表裏の見当精度などご確認いただきました。

実演終了後は、KOMORIのパッケージソリューションとしてポストプレスについて映像でご紹介しました。菊全判寸延自動平盤打抜機 アプリシアDC105、むしり工程を自動化・省力化するブランキングシステム アプリシアMB110E、断裁工程に自動化と省力化をもたらすハイエンド断裁システム アプリシアCTX132などをご紹介しました。

■本日のまとめとパッケージ印刷Q&A

GLX-840RPの実演終了後、KGC(小森グラフィックテクノロジーセンター)センター長の江島より本日のまとめとパッケージ印刷Q&Aを行い、当日お伝えしたパッケージソリューションの数々の機能を整理してご説明しました。また事前にお客様からいただいていたパッケージ印刷に関する質問にもお応えしました。
最後に、弊社国内営業本部営業2部部長 高野より御礼のご挨拶を行い、自由見学に移りました。
実演機の他にポストプレスコーナーではアプリシアCTX132による白紙断裁や、アプリシアMB110Eによるむしりの実演を行い多数のお客様にご覧いただきました。また、デジタル印刷機 インプレミアIS29の実機前では各種出力サンプルや実機説明が行われました。さらに、プロスパークリエイティブ様による印刷絵柄の面測色・色評価システム「カラースター」のコーナーも設置しお客様の関心を集めました。

このたびは弊社内覧会にお越しいただき誠にありがとうございました。
KOMORIは印刷機をはじめK-サプライインキなどの消耗品やサービス商品、KOMORIソリューションクラウドKP-コネクト、後加工のアプリシアシリーズなど、常にお客様の立場から次世代を見据えた商品を提供しています。今後もコスト削減、稼働率向上、高付加価値化など、お客様の課題を解決するためのトータルな印刷システムを提案してまいります。