PreIGAS2018特別内覧会

日時:2018年06月14日(木)~15日(金)

2018年6月14日(木)から15日(金)、(株)小森コーポレーション つくばプラント・KGC(小森グラフィックテクノロジーセンター)において、内覧会「PreIGAS2018」を開催しました。内覧会は各日午前と午後の2回行い、86社173名に来場いただきました。

初めにつくばプラント内の会議室にて、国内営業1部3課課長 西岡の司会進行でセミナーを行いました。まず、常務執行役員国内営業本部本部長の小森からご挨拶として、印刷会社の生産課題に対してKOMORIが掲げる開発のポイント「デジタル化、自動化、インテリジェンス(知性)」、そして今回の展示機についてお話ししました。次に、PESP事業推進部部長兼国内営業本部副本部長の藤巻より、「KOMORIの商品開発とIGAS2018」をテーマにプレゼンを行いました。プレゼンでは、⽇本の産業ならびに印刷会社が抱える「属⼈的な⽣産管理、分断した⼯程、経験と勘の品質管理」などの課題に対し、KOMORIが提案する「JOB管理、⾃動化、品質管理」のソリューションをご紹介しました。セミナー後、KGCにて実演を行いました。

■実演1
【制作物】
・化粧品カタログ 500枚
【実演機】
・H-UV L (LED) 搭載 反転機構付A全判8色オフセット枚葉印刷機 リスロンG37P(GL-837P)[新製品]

新たなリスロンG37Pの反転機構は、紙尻側を咥える爪に回転構成を持っており、反転動作中の咥え替えがなく、安定した表裏見当を実現します。また、反転胴の表面もフラットなため、反転胴特有のリム部でのコスレキズを解消し、高い印刷品質を得ることができます。
実演では、KP-コネクトプロと自動連携してジョブのプリセットデータを受け取り、A4×16Pの化粧品カタログを印刷しました。本刷りではシートナンバリングシステムを搭載した品質検査装置PQA-S V5が印刷品質を維持し、トレーサビリティを強化します。乾燥システムH-UV L (LED)による、最高速度15,000sphでのワンパス印刷をご覧いただきました。

■実演2
【制作物】
・ギャンギング印刷 300枚
・A4×16P ペットショップカタログ 700枚
・A4×16P ファッション誌 300枚
【実演機】
・H-UV L (LED)搭載菊全判両面8色オフセット枚葉印刷機 リスロンGX40RP(GLX-840RP)

薄紙から厚紙まで安定したワンパス両面印刷が可能なリスロンGX40RPの実演では、KP-コネクトプロからのプリセットデータにより、3ジョブをワンマンオペレートでノンストップ生産する「オートパイロット」の実演を行いました。
1ジョブ目は、スタート後すぐに最高18,000回転で本刷りに入り、品質検査装置PQA-S V5とH-UV L (LED) の性能をご覧いただきました。ジョブ切り替えでは、全色同時刷版交換装置A-APCの版交換、ブランケット洗浄、インキ設定を同時に行い、作業時間を大幅に削減する「パラレルメイクレディ」が活躍し、3ジョブの実演を9分49秒で終了しました。

■実演3
【制作物】
・ポストカード 16面付け 300枚
【実演機】
・H-UV搭載菊半裁寸延オフセット枚葉印刷機リスロンG29 インラインコーター付(GL-629+C)

最高印刷速度16,500回転、厚紙にも高速安定性を発揮するリスロンG29では、KP-コネクトプロからのプリセットデータにより、プロセス4色+ハジキニス+コートニスで疑似エンボスを施したポストカードを印刷しました。試刷りでは、分光式色調管理装置PDC-SXにて色調と見当を自動調整し、用紙単価の高いパッケージ印刷でも本刷りまでの損紙を削減します。パッケージ特色からコーターニスまで多様なご要望に応え、実演にも使用したKOMORI標準のK-サプライインキのほか、パッケージ印刷に必須の色替え時にツボ洗浄作業の時間を短縮し、オペレーターの労力を低減するインキツボフィルムもご紹介しました。

■実演4
【制作物】
・写真集
・時計パッケージ
【実演機】
・29インチ枚葉UVインクジェットデジタルプリンティングシステム インプレミアIS29
・デジタルカッティング&クリーシング(筋押し)システム ユークリッド (ハイコン社)

デジタル印刷機インプレミアIS29は、UV乾燥装置により専用紙やプリコート不要で幅広い用紙適性を持ち、高い見当精度での両面印刷の後すぐに後加工ができるため、多品種・小ロット・短納期を実現します。オフセット機と同様にKP-コネクトプロからプリセットデータを受け取り、1ジョブ目ではRGBで表現された広色域の写真集をブックブロック(串刺し面付け)形式で、2ジョブ目ではオフセット印刷とのカラーマッチングを含む特色4種類を使用した時計パッケージを、それぞれバリアブルで出力しました。ほかにも、インプレミアIS29を導入された福博綜合印刷株式会社様(福岡県福岡市)、株式会社廣済堂様( 東京都港区)のコメントを映像でご紹介しました。
最後に、世界で55台の納入実績を持つハイコン社のデジタルカッティング・クリーシングシステム ユークリッドにより、時計パッケージの筋押しと微細なレーザー加工を行い、サンプルをご覧いただきました。

実演の後、国内営業本部営業1部部長 菅よりご挨拶し、「KP-コネクト」「K-サプライ」「ポストプレス」の3つのテーマによるミニセミナーと実機の見学時間を設けました。各セミナーや実機で熱心なご質問や対話が交わされ、内覧会は盛況のうちに終了しました。

このたびは弊社内覧会にお越しいただき誠にありがとうございました。
KOMORIは印刷機をはじめK-サプライインキなどの消耗品やサービス商品、KOMORIソリューションクラウドKP-コネクト、後加工のアプリシアシリーズなど、常にお客様の立場から次世代を見据えた商品を提供しています。今後もコスト削減、稼働率向上、高付加価値化など、お客様の課題を解決するためのトータルな印刷システムを提案してまいります。また、7月26日から東京ビッグサイトで開催されるIGAS2018では、出展社最大規模である250小間のブースで「INNOVATE TO CREATE」をテーマにさまざまなソリューションをご提案します。皆様のご来場をお待ちしております。