内覧会「KOMORI Packaging Solutions」

日時:2017年09月28日(木)

2017年9月28日(木)と10月5日(木)、山形県東置賜郡の(株)小森マシナリーにおいて、パッケージ向けの新たなラインアップが登場したA全判オフセット枚葉印刷機リスロンG37の内覧会「KOMORI Packaging Solutions」を開催しました。同社は(株)小森コーポレーションの子会社であり、デジタル印刷機・小型枚葉印刷機の製造拠点です。内覧会にはインド、インドネシア、タイ、フィリピンの東南アジア各国から70名が来場し、プレゼンテーション、工場見学、実演を通してKOMORIのパッケージソリューションを体感いただきました。

初めに会議室にて、(株)小森コーポレーション 執行役員DPS技術生産本部本部長兼(株)小森マシナリー代表取締役の岩田よりご挨拶と会社概要についてお話ししました。次に(株)小森コーポレーション PESP事業推進部プロダクトマネージャー室 青木より新製品の説明と実演のプレゼンテーションを行い、会場を移動して実演を行いました。

 

【実演】
・実演機:UV 搭載A全判6色オフセット印刷機リスロンG37 コーター付(GL-637+C)
・制作物:知覚品質テストチャート版/医薬品パッケージ 各200枚

コンパクトながら菊全判まで対応できるリスロンG37は、KOMORIの最先端テクノロジーを投入したリスロン GシリーズのA全判機です。このたび0.8mmまでの紙厚に対応し、6色・7色・インラインコーターなどの構成で、コンパクトかつ最適なコストパフォーマンスを発揮するパッケージ戦略機としてのラインアップを拡大しました。

今回の実演では、1ジョブ目でテストチャートを、2ジョブ目で紙厚0.43mmのアルミ蒸着紙に16面付けの医薬品パッケージを印刷し、リスロンG37の印刷精度と厚紙から薄紙への切り替え性能、そしてパッケージ印刷を効率化する各種装置をご覧いただきました。

1ジョブ目の知覚品質テストチャート版は、紙厚0.13mmの薄紙に最高速度15,000回転で200枚の本生産を行いました。見当と色調を自動で制御する分光式色調管理装置PDC-SXにより、試刷り後素早く印刷が立ち上がります。
印刷後は濃度や見当精度、網点の形状、ベタ刷り部分など、品質のチェックポイントを説明し、リスロンG37の印刷精度の高さを配布サンプルにてご確認いただきました。

2ジョブ目の医薬品パッケージは、紙厚0.43mmのアルミ蒸着紙を使用し、最初に白インクを乗せてインターデッキで乾燥後、プロセス4色+OPハジキニス+ハイグロスニスコーティングで疑似エンボス効果を表現しています。同様にPDC-SXで試刷りをチェック後、15,000sph で本生産を行い、サンプルを配布して疑似エンボスの質感を確認いただきました。

実演の間にはKOMORIのパッケージソリューションをご紹介しました。リスロンG37には、UVをはじめ速乾システムH-UV / H-UV L (LED)や印刷品質検査装置PQA-S、色調管理装置PDCシリーズ、自動刷版交換装置APCシリーズ、そして絵柄のPDFとスキャンした実際の印刷物を比較検査するPDF照合装置など、生産時間の短縮や自動化に貢献する各種オプションが搭載可能です。最高印刷速度15,000sph(7色機は13,000sph)の安定稼働とこれらのシステム群を組み合わせることで、品質の安定した高度なパッケージ印刷システムを構築し、さらなる利益の創出に貢献します。

KOMORIの後加工機ブランド・アプリシアシリーズについても、断裁機(アプリシアCT)で加工したポストカードのサンプルや、片面コート紙に印刷したビールのパッケージサンプルをご覧いただき、後加工までワンストップでサポートするトータルなパッケージソリューションをご紹介しました。

実演後は実機と工場見学の時間を設けました。リスロンG37のカバーを開放したUVランプ構成などが大きな注目を集めたほか、同社にて製造しているUVインクジェットデジタル印刷機インプレミアIS29の実機も興味深くご覧いただき、内覧会は盛況のうちに終了いたしました。

KOMORIはオフセット印刷機、デジタル印刷機・インプレミアシリーズと、常にお客様の立場から次世代を見据えた商品を提供してまいりました。今後もコスト削減、稼働率向上、売上増加、高付加価値化など、トータルな印刷システムの構築とお客様の課題を解決するための多種多様な提案に積極的に取り組みます。印刷機はもちろん、K-サプライインキなどの消耗品やサービス商品、KOMORIソリューションクラウドKP-コネクト、後加工のアプリシアシリーズなどを、お客様にトータルコーディネートしてご提案してまいります。これからのKOMORIにも是非ご期待ください。