大阪dCL トラベルセミナー

日時:2017年09月08日(金)

このたび、デジタル印刷機を使用したプリントオンデマンドセミナー「dCL トラベルセミナー」を、KOMORI大阪支社二階のdCL(デジタルクリエイティブラウンジ)にて1日2回開催しました。今回は「旅行業界へのアプローチ」をテーマに、KOMORIのデジタル印刷機インプレミア Cシリーズ(POD) と周辺機器を、それぞれの特徴を活かしたサンプル制作の実演を交えてご紹介しました。午前・午後合わせて9社14名のお客様にご参加いただきました。

■旅行業界へのビジネスモデル
近年、旅行業者の総取扱額は上昇傾向にあり、消費者の旅行への支出の意欲も高まっています。しかし同時に旅行会社数も増加しており、生き残るには付加価値などによる他社との差別化が必要であると考えられます。また、旅行市場は国際情勢や為替、ブームなどの影響を受けて変動しやすく、顧客のニーズへの素早い対応も求められます。
これらの現状から、今回KOMORIは印刷会社様が旅行業界へアプローチするための印刷サンプルを提案しました。デジタルならではのバリアブル印刷を活かしたパーソナライズ製品や、後加工機を用いた高付加価値の製品により、旅行代理店が消費者の興味を引いて旅行への意欲を行動に移してもらい、かつリピーターを獲得できるサービス展開をご紹介しました。実演にはインプレミアC71の後継機として多くの機能がグレードアップされた新機種インプレミアC72を使用しました。

 

[インプレミアC72の特長]
①350g/㎡の厚紙両面印刷に対応
薄紙は62g/㎡から、コート紙は81g/㎡から通紙できるため、仕事の受注領域を⼤きく拡げます。
②回転とスキュー(台形)補正機能で⾒当精度が向上
画像の回転とスキューの補正値を⼊⼒することで、名刺やショップカード、チケットなど⾼い表裏⾒当精度が求められる仕事でもより容易に調整が⾏えます。(回転とスキュー補正値の合計±1mm以内で調整できます)
③⻑尺・封筒モードが同時搭載可能
最⼤1,200mmの⻑尺印刷に対応し、A4サイズのブックカバーや四つ折りカタログ、バナー広告やPOPなど様々な⽤途での活⽤をサポートします。また封筒専⽤定着ユニットを取り付けることで、⾼速でもしわの発生を抑え、⾼品質な封筒印刷が可能です。

①観光マップ
強度が高く耐水性・耐光性に優れたPET素材のフィルム用紙「レーザーピーチ」を使用することで、折り畳んでの使用や、水に濡れても破れにくい特長が付加価値となります。インプレミアC72から出力したマップを手に取ってご確認いただきました。

②テーマ別冊子
販促用のパンフレットを、もし好みに合わせた内容で1冊ずつ印刷できれば、来店したお客様の好感度を高めることができます。インプレミアC72にてインラインで両面ワンパス印刷と中綴じ、小口断裁まで行い、最終製品である冊子を完成した状態で出力しました。

③粗品パッケージ/包装紙
来店したお客様へのプレゼントにも、1枚から制作できるパッケージと包装紙を組み合わせることで、期間限定や観光地に関係した様々なデザインのラッピングを個別に用意できます。
接着剤なしで簡単に組み立てられる厚紙のパッケージと、オリジナルデザインの薄紙の包装紙をインプレミアC72で出力し、パッケージにはラミネーターで金箔加工、カッティングプロッターでカッティングを施し、包装紙は出力後にカッティングプロッターで筋押し加工を行いました。

⓸名刺
次に、観光名所をモチーフにした旅行業者ならではのユニークな名刺をご紹介しました。インプレミアC72とカッティングプロッターがあれば、個性的なデザインの名刺を簡単に制作できます。お客様にもスタッフそれぞれや担当者の印象を残し、口コミやリピーターの増加も狙うことができます。

⑤ネームタグ
ツアー参加者の荷物の目印となるネームタグも、インプレミアC72とカッティングプロッターを組み合わせて制作できます。素材には観光マップと同じ「レーザーピーチ」を使用し、幅広い色やデザインのバリエーションで作成したネームタグをご紹介しました。

⑥アンケート
サービスを利用した旅行者へのアンケートは今後のマーケティングに重要ですが、記入式のアンケートは手間がかかるために敬遠されがちです。セミナーでは、厚紙印刷も可能なインプレミアC72とカッティングプロッターを使用し、当てはまる項目に穴を空けるだけのビンゴカード形式のアンケートをご紹介しました。ペン(筆記用具)いらずで楽しく簡単に回答でき、回答率・回収率が上がることで旅行会社のマーケティングにも効果を発揮します。

⓻封筒印刷
目的地への航空券や切符も、お客様ひとりひとりの名前を印刷した封筒に入れて渡すことで、印象に残るアプローチになります。インプレミアC72でバリアブル・パーソナライズされた封筒をご紹介しました。

⑧シール
オリジナルのシールをノベルティなどに使用することで、付加価値のあるサービスを提供できます。実演では、インプレミアC72で絵柄を出力したタック紙に、ラミネーターで金箔加工、カッティングプロッターでハーフカットを施して制作したシールをご覧いただきました。

⑨販促ARポスター
AR(拡張現実)技術を使用し、デジタルと紙媒体を組み合わせて訴求効果を高める旅行会社の販促ポスターを紹介しました。ここで使用した「マーカー型ビジョンベースAR」とよばれる方式は、ポスターの絵柄にある特定の図形や記号(マーカー)を組み込み、これをアプリケーションで認識して様々な情報を受け取ることができるものです。
スマートフォン端末でマーカーを読み込むことにより、旅行者の投稿した画像や旅行会社のWebサイト、観光地の動画を閲覧できる販促ポスターをご覧いただきました。
また、オフセット印刷とデジタル印刷のカラーマッチングを行うことで、オフセットでの印刷物に対する少部数の追加印刷を可能にするスキルレスカラーマッチングソフトウエア K-カラーシミュレーター2もご紹介しました。

最後に、大阪営業1部部長 湯川より結びのご挨拶をしました。終了後、多くのお客様から製品の性能やビジネスへの活用についてのご感想やご質問をいただきました。KOMORIは、お客様の印刷ビジネスにおける様々な課題解決をサポートするプリントエンジニアリングサービスプロバイダーとなるべく、多種多様なご提案を行っております。今後ともどうぞご期待ください。